レーザーカット
レーザーカットにより、高速で正確に複雑な形状を切り抜く事が可能となります。
プレスでの切断と違い、少量多品種に対応し、形状の修正なども容易です。
マシニング加工
穴の位置や、ハンドル部分の荒削りなど、精度や作業の効率を上げる為に
機械で切削を行います。
ナイフはそれぞれ細かい部品を組み合わせて製作する為、
精度を要求される加工が必要不可欠となります。
手加工
機械加工だけでは難しい形を手加工で削っていきます。
更に機械加工だけでは硬い感じの形状も、人の手を加えることにより、
どこか温かみのある形状へと形を変えていきます。
ダマスカス模様プレス
オリジナルのダマスカス模様をプレスにて加工します。
金型を変える事により、様々な模様をつけることが出来ます。
ブレイド研削
機械加工にてブレイドを研削加工します。
正確な厚みや角度、形状に加工していきます。
熱処理
金属を硬くする為、熱処理を行います。
これにより刃物としての性能が引き出されます。
表面処理、磨き
ダマスカス模様を浮かび上がらせる為、表面処理を行います。
その後表面を磨き、模様の強弱を付けていきます。
組立て、調整
各工程で作られた部品を一つ一つ手作業で組立てを行います。
前工程で各部品の精度が出ていないと組上げる事ができません。
ネジの締め具合で動きや歪みが調整されます。
仕上げ
組みあがったナイフを1本1本、手加工にて仕上げをしていきます。
それぞれのモデルにより形状や仕上げの方法が変わる為、
使用する道具を変えて仕上げをしていきます。
手入れ、検査
仕上げや刃研ぎの際に付着した研磨汚れを落とし、ブレイドを開く時の動き、
ロックの掛かり具合、刃の状態や位置、全体の仕上がり具合などを検査してから
拭きあげて梱包を行います。